活動報告
8月23日大規模土砂災害対策技術センターシンポジウムで基調講演をしました。
2026年08月25日
8月23日(日)国土交通省近畿地方整備局の依頼により、「紀伊半島大水害から15年ー大規模土砂災害対策技術センターシンポジウム」(於:那智勝浦町体育文化会館)にて基調講演を行いました。
タイトルは「古代より人々は紀伊半島に何をみてきたのか?」。「神と仏の人文地質学」で熊野がヤマト王権にとって聖地(神奈備)であり、聖武天皇が進めた「神仏融合」の舞台になったことを明らかにした巽所長ですが、さらにこの講演では熊野が後の上皇たちにとって「よみがえりの地」として尊ばれ、「熊野詣」が一世を風靡した。そのことが現在に繋がる日本人の基本的な美意識「美感的無常感」の形成につながって行くことに言及しました。「巽・人文地質学」の新たな局面への期待を抱かせるものでした。

