活動報告

青森は八戸に「ジオリブの旅」に行ってきました。

2022年01月21日
先週は1.17関連で忙しかった巽所長ですが、今週はトンガ諸島の海底火山の噴火でまたもやマスコミやネットの取材対応に追われました。
そんな中、またオミクロン感染拡大の最中ではありましたが、我々が楽しみにもしていた青森、八戸への講演旅行をギリギリのタイミングで実施することができました。
これは八戸の観光団体「(一社)visitはちのへ」様のお招きによるもので、1月19日同団体が入居する八戸駅前の施設「ユートリー」大ホールに約100名の聴衆(+オンラインで30名)を集めて、巽所長が「山・海の幸に恵まれた『はちのへエリア』の秘密を探る」と題して、八戸のジオストーリーについて講演をしました。青森県南地方を代表する「いちご煮」「せんべい汁」「鮭」「サバ」「ニンニク」などの食材や郷土料理をとりあげ、それらの背景には大昔からの地球活動が背景にあり、地形や社会的制約の中で地域の人々が育んできた努力の結晶であるとの見解をお伝えしました。
会場の皆さんは熱心にお聴きになり、アンケートでは「感激した」「先生のお話に引き込まれた」「これからのアイデアを貰えた」など好評をいただきました。翌日の 地元紙「デーリー東北」でも大きく記事掲載していただきました。
更に翌日はvisitはちのへのスタッフの方のご案内で、八戸海岸の地質学的スポットを視察し、地酒の酒蔵さんで利き酒をしたり、観光事業や地域ブランディングの中核施設を訪問。また、お昼は名物の馬肉料理もいただき、地産地消を満喫、地元の方々との交流も楽しみました。巽所長はすっかり八戸の魅力に取り憑かれ、八戸ジオストーリーのさらなる追求に取り組む決意を固めています。この講演旅行の様子は岡田プロデューサーがiPhoneで撮影していますので(編集がうまくいけば?)後日YouTubeで公開したいと思います。(写真はウニとアワビを煮た郷土料理「いちご煮」(いちごのような色から)です。)