10月31日と11月1日は「讃岐ジオ・ガストロノミーツーリズム」事業、モデルツアー造成へ向けての現地視察で小豆島へ。観光庁からの有識者の先生や事務局の皆さんをご案内しての旅。
「小豆島って香りの島なんだ！」と思い至りました。
土庄港を降りた途端に強烈な胡麻の香り。聴けば、我が家でも愛用している「カドヤ」の発祥が小豆島で工場が港の側にあるとのこと。
更に訪れた高尾農園さんでは絞り立てのオリーブオイルの青く甘い香り。
そして極め付けは醤油蔵「島醸」さんでの麹と木桶で仕込む醤油の芳醇な香り。Aroma Tourismという造語を思い付きました。

お昼のランチはオリーブ公園近くのレストラン「暦」さんで。若いご夫婦が古民家をリノベしてやっておられる創作郷土料理のお店で、女将さんが巽所長の大ファンということでサインを求められました。写真のお料理は小豆島を舞台にした小説「二十四の瞳」の作者である壷井栄さんの本に出てくる郷土料理を少し現代風にアレンジしたもの。潮風に吹かれながらいただくお料理は一際滋味あふれるものに感じました。