活動報告
「地域ものがたるアンバサダー」ジオリブ公開講座第2弾福井・越前海岸編実施しました。
2022年07月28日
去る7月23日「地域ものがたるアンバサダー～美食地質学X第2のふるさとを巡る旅」の公式プログラム「ジオリブ公開講座第２弾～福井・越前海岸編」を実施して来ました！
会場の「越廼（こしの）サテライトオフィス」は福井市がワーケーション拠点として整備された場所で、越前海岸を見渡す絶好のロケーションにあります。そこでは地元「越前海岸盛り上げ隊」の皆さんが心づくしでご用意してくれた葉寿司（雑穀米の酢飯に金時豆などの具を入れた野菜の寿司。アブラギリの葉っぱで包んでいる）や呉汁（粉末大豆を味噌汁に溶いたもの。大豆のカプチーノと呼ぶ人もいる）油揚げや野菜の煮物などの郷土料理オンパレランチを美味しくいただきました。
公開講座の第１部は巽所長の福井のジオ特性と食材やお酒に関する基調講演、さらに 郷土料理研究家の佐々木京美さんとの対談。第２部は水先案内人である「越前海岸盛り上げ隊」の皆さん達に「 米五の味噌」の多田健太郎さんも加えたパネルディスカッションで構成されたプログラム。
講演全体のテーマとしては「救荒作物としての大豆と福井の郷土料理」「福井はなぜ発酵王国となったのか？」と大変興味深いものでした。また、越前海岸盛り上げ隊の地域おこし活動についても紹介されました。
会場には30人弱のオーディエンスが、またオンライン配信でも30人以上の聴衆が公開講座を聴きました。動画はジオリブ撮影隊が撮影配信し、現在編集中。ジオリブ公式チャンネルでも順次公開の予定です。お楽しみに！
（写真後２点：Yujiro Ichioka）